読書は追い風 ごあいさつ
私の自宅の机には本が積みあがっています。
自分で買った本、図書館で借りた本、Kindleの中に電子的に積みあがった本。
幸せなことです。
できるだけ日々の生活の中で時間を作り、本を読めることにとても幸せを感じています。
日々本を読むそのこと自体が楽しいのがまずあって、さらに本が与えてくれた知識によって、生活が円滑になり、またこういう楽しいことがあったのかという発見があります。
日々本を読む楽しさの例でいえば、小説や冒険書があてはまります。例を挙げるときりがないのですが、好きな小説はミレニアム、ガダラの豚、アラビアの夜の種族、奥田 英朗や上橋菜穂子のいろいろ、心躍る冒険はスコット親子日本を駆けるなど。
本が与えてくれた知識によって生活が円滑になるというのは、仕事術の話です。
私は東京でホワイトカラーのサラリーマンをしているのですが、早く正確な仕事を重要視しており、それがうまくいっているのは本のおかげによるところが大きいです。タイムマネジメント、会議ファシリテーション、職場の片づけといったことを学ぶことで、早く正確に仕事ができるようになりました。
こういう楽しいことがあったのかという発見についていえば、サウナの入り方から素晴らしさを知ったサ道、ロードバイクの楽しさを教えてくれた「自転車で遠くへ行きたい。」や、燻製に自宅で挑戦するなんて想像したこともなかった私にとって目からうろこだった「燻製生活のススメ」などがあります。
このように、本があることでたくさんの幸せなことがあり、長年の読書習慣がありますが、これまでに読んできた本で内容を覚えているのはごく一部であることに最近気づいて、ちょっと残念な気持ちになりました。
上に挙げた本は、過去に読んで今の私の生活にしっかりと息づいているものの例ですが、忘れてしまった本がこの何百倍もあるのです。
読んでいるときは、ああ素晴らしいな、このことを覚えていたいななどと思っても、だいたいのことは忘れていってしまうのです。
というわけでアウトプットをきちんとまとめていきたいと考えたのが、このブログを始める最大の理由です。
次に、私が読む本のかなり多くが誰かの書評ブログでいいと思って買った本で、その書評を書いた人に感謝しているので、自分もブログを書くことで書評ブログという世界に貢献していきたいと考えていることがあります。
今までそうしたアウトプットを出してこなかったのは、ネットが怖いからかもしれません。
自分は難しい本を読むと理解できません。
歴史など一部の分野においては子どもでも知っているような一般常識レベルからさっぱりわかりません。
古典を読むことの重要性はわかるけど読めません。
そんな私が書く程度の低い文章を、悪意ある言葉も簡単に飛んでくるインターネットの世界に置いて、攻撃を受けるのが怖いと感じています。
それに他に魅力的な書評記事があふれるインターネットの中では埋もれてしまって、残念ながらそうそうアクセスを集めるものではないだろうと思います。
それでも自分が今までたくさんの書評ブログを読んでよい本に出合ったように、誰かに読んでもらえてその人が好きな本に出会うきっかけになるということが将来的に実現するとうれしいと思い、書きたいときに好きに書ける場があったらなとこのブログをはじめてみます。